公益財団法人ニッポンハム食の未来財団様主催の第9回食物アレルギー対応食料理コンテストが実施され、同短大部食物栄養学科を今年3月に卒業した児島舞帆さんの『みんなで食べられる!ベジコロッケバーガー』が食事部門の優秀賞、同じく同短大部食物栄養学科を今年3月に卒業した伊藤萌香さんの『大豆たっぷり!味わいさっぱり!オレンジムースケーキ』がおやつ・デザート部門の審査員特別賞に選ばれました。
児島舞帆さん考案の『みんなで食べられる!ベジコロッケバーガー』は、コロッケには米粉やマッシュポテト粉を使い、米粉のバンズはバターや牛乳を使わず作られており、不足しがちな野菜やカルシウム摂取の工夫、みんなが同じ料理を食べられる工夫がされた作品となっています。審査員の方からは、3種のバンズがカラフルなことや、栄養バランスが良い点などを評価していただくことができました。
伊藤萌香さん考案の『大豆たっぷり!味わいさっぱり!オレンジムースケーキ』は、卵・乳・小麦に対する食物アレルギーを持っている方にも食べてもらえるムースケーキで、小麦の代わりにおからを使用し、大豆の香りをカバーするためにオレンジジュースが加えられています。審査員の方からは、ココアスポンジ生地におからを使ったアイデアや、オレンジムースとの相性などを評価していただくことができました。
受賞した作品はニッポンハム食の未来財団のホームページや冊子などで紹介されています。
昨今様々なアレルギーが注目されるようになっており、学校での食物アレルギー問題なども耳にします。アレルギーの有無にかかわらず、すべての人に美味しいといって頂ける作品となりました。



