なごや健康カレッジは名古屋市(名古屋市健康福祉局健康増進課と西保健センター)と本学との連携講座で、『日々の生活(栄養・運動・こころ)を見つめ直し、シニア時代を賢く・楽しく・元気にする方法を一緒に考える』をテーマに、令和4年10月5日(水)から令和4年12月21日まで、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を行いながら開催しました。
初回は、名古屋市の方々よりご挨拶をいただき、また講座コーディネーターの本学学務部長より当講座の目的や意義について説明しました。
その後、第1回として酒井博臣助教が「日常における運動・栄養の重要性~コロナフレイルにならないために~」と題し、運動・栄養・社会参加の重要性、また名古屋市のホームページに掲載されているフレイルについて解説しました。
第2回は、令和4年10月19日(水)に小濵絵美助教が「健康的に食を楽しむ~食事・間食の上手な取り方~」と題し、シニア世代の状況・食事のポイントや間食の役割・取り方のポイントについて講演しました。
第3回は、令和4年11月9日(水)に大﨑正幸准教授が「スマホ社会とのつながりを広げよう」と題し、スマートフォンを安全に使用するためのIDやパスワード管理について説明しワークショップを行い、また危険なメールとはどのようなメールかについて講演しました。
第4回は、令和4年11月16日(水)に原田隆食物栄養学科長・教授が「健康なからだを維持するための適切な運動」と題し、健康の3大要素の一つの「運動」について、健康寿命の延伸のためのポイントやロコモについて講演しました。
第5回は、令和4年12月7日(水)に河田貢学務部長が「これからのマネー計画~シニア世代のリスクマネジメント~」と題し、お金に関する「リスク」や運用について、また年金や医療、暮らし、また名古屋市の制度を利用することについて講演しました。
第6回は、令和4年12月21日(水)に山本ちか教授が「こころを元気に健康に~シニア時代のストレスマネジメント~」と題し、ストレスとは何か、シニア時代に起こりやすい変化について、また認知機能を維持するための方法や心を元気に健康に過ごすためにどうすれば良いのかを講演し、全6回が終了しました。
参加者の方々は、動画を見て椅子に座りながら少し体を動かしたり、ワークショップを行ったりしながら栄養や運動、スマホやお金、こころについて知識を深め、各講演後には質問するなど意識の高さも感じられました。
この講座で得た知識を生かし参加者の皆様がより元気にお過ごしいただけると幸いです。