名古屋市西生涯学習センター令和7年度前期連携講座の全5回が、令和7年8月1日(金)から台風の影響により10月3日(金)まで開講されました。
本年度は「シニア世代の生活を賢く楽しく過ごすために」と題して、シニア世代の生活を快適で楽しく過ごすためにはどうすればよいのか、健康状態の把握、食生活など、身の回りの様々なことについて、実体験を交えながら、受講生約30名に対し本学の教職員5名が講演しました。
第1回は、8月1日(金)に酒井博臣助教が「フレイルにならないための運動、栄養について」と題して、フレイルとはどういう状態のことか、フレイルにならないための日常における運動・栄養の重要性について講演しました。講演の中で、なごや介護予防・認知症予防プログラムホームエクササイズを実施、その場でできる軽い運動をしていただきました。
第2回は、8月8日(金)に大﨑正幸教授が「“自分”を知り、“未来”を見つめよう」と題し、過去の自分を年代別に振り返り自己分析し、経験を活かしてよりよい未来を過ごせるよう、ライフラインチャートを用いたワークを実施しました。
第3回は、8月22日(金)に川畑龍史教授が「解剖学とその応用~日常生活に生かしてみよう~」と題し、解剖学とは何か、どんな種類があるのかを解説し、人体が生きていくためのシステムや生命に関する事の理解を深め、自身の存在意義や生きていることの意味を考える講演をしました。
第4回は、8月29日(金)に内田あや准教授が「食事バランスを考えてみよう」と題し、食事バランスガイドの位置づけと使い方を知り、自分自身の1日分の食事を振り返り食事のバランスについて考える講演をしました。
第5回は、9月5日(金)に開催予定でしたが台風接近の影響により10月3日(金)に延期されました。山村浩二准教授が「食事はいつまでもおいしく楽しく」と題し、栄養について解説、栄養クイズ5を出題し、楽しんでいただきました。また、日本栄養士会の災害支援チーム(JDA‐DAT))の活動を紹介しました。
受講された皆様は各講演で質問するなど熱心に受講され、終了後のアンケートでは、「ずっと関心をもっていたテーマで楽しみにしていた」「身体のことを知り、食の大切さを知り、勉強になった」「日常生活にためになった」等のご感想をいただきました。
今後の人生が快適な生活になるためのお役立ちの一助になれば幸いです。






