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高校生食育講座「食の大使プロジェクト」を実施しました

本学と名古屋市保健所西保健センター及び名古屋市西区内にある高等学校と連携して「健康な体づくりのための健全な食生活の実践」をめざし、ピアエデュケーションの手法を用いた『食の大使プロジェクト』を実施しています。

その一環として、令和5年11月8日(水)、名古屋市立西陵高校にて「朝食の大切さについて知ろう」をテーマにピアサポーターである本学食物栄養学科の学生10名が高校生24名を対象に食育指導を行いました。

ピアサポーターである学生は若い世代の全国調査結果及び西区の高校生を対象に行った朝食アンケートで得られたデータを用いて朝食摂取の現状と「6つの基礎食品群」を解説しました。次に、7班に分かれて、今日の朝ご飯の献立や朝食に使われていた食材や問題点、また生徒が1人でも作れる理想的な栄養バランスの朝食の献立について、学生の司会進行のもとグループワークを行いました。その後各班から発表してもらい、ピアサポーターが野菜摂取の大切さやバランスの良い食事の大切さについて解説し、理解を深めました。

最後に、保健センターの方より、今日のグループワークで学んだことを忘れず今後の生活に生かしてほしいと話があり、活動は終了しました。

参加した高校生は、ピアサポーターの話しを熱心に聞きメモを取っていました。「朝食の大切さがわかった」、「自分だけでなく違う人の意見を聞いたりしながら楽しく学ぶことができた」との意見が聞かれ、自分自身の食事を見直す良いきっかけになったと思われます。

また本学の学生は「良い経験となった」、「コミュニケーション能力が高まった」、「自分を含めた若い世代の朝食の課題について一緒に考えることができた」と学生にとっても高校生に栄養指導を行うという貴重な体験をしたことにより、学習成果の向上に繋がったことと思います。