令和３年7月16日（金）、名鉄学園杜若高等学校、進路支援事業「食のプログラム」を実施しました。食の分野に興味のある1・2年生11名を対象に、「食に関する職業について」をテーマに原田隆教授、内田あや助教、櫻井瞳助教からオンライン形式（Zoom）での模擬授業を行いました。

講義ではまず、内田助教から、調理師・栄養士・管理栄養士の資格の概要（法律に基づく定義）や、資格の取得方法、主な就職先について、パワーポイントを用いて説明を行いました。そして、病院や保育園・学校給食の現場は、調理師、栄養士、管理栄養士が働いているが、それぞれの職種がどのような業務を担うのかや調理師養成施設と栄養士養成施設での教育内容の違いについて講義を行いました。

次に、櫻井助教から「製菓・製パン」に関する仕事には、主にパティシエ（洋菓子職人）、ブーランジェ（パン職人）、和菓子職人、ヴァンドゥーズ（接客）があり、それぞれの活躍できる場所があることについて説明がありました。そして、仕事内容の違い・特徴、製菓衛生師資格、どんな人が製菓・製パンの仕事に向いているか、今から準備できることなどについての話があり、高校生にとってわかりやすい具体的な講義内容でした。

最後に原田教授から本学食物栄養学科栄養士専攻・製菓専攻の特徴あるカリキュラムの内容や、将来の目標のためには養成校での専門的な知識・技術の修得による実践力と資格取得の必要性について説明がありました。

今回の出前授業の内容は、参加した高校生の今後の進路選択に役立つ内容であり、有意義な時間であったと思われます。