令和6年12月20日(金)、尾西生涯学習センターにおいて一宮市教育委員会主催「2024年度一宮市幼児期家庭教育セミナー」が開催され、本学食物栄養学科・山本ちか教授が『食べ物の好き嫌い~心理学的視点から考える~』と題し講演しました。
まず「おいしさとは何か?」について話しました。おいしいと感じるのは単に味覚だけではなく視覚、聴覚、嗅覚など様々な感覚が作用していて、その証拠に例えば濃い色のものだと同じ糖度でも甘味を強く感じたり、目隠しをして鼻をつまむと味が判らなくなるなど具体的な実験結果を踏まえながら例を交え判りやすく説明、更にその他の心理的な要因が影響する事もあると解説しました。
また食べ物の好き嫌いはどのように形成されるのかについても心理学的な視点から解説しました。
参加された方々は興味深そうにうなずいたり、熱心にメモを取るなどし、受講されてみえました。講座終了後、質問される方もお見えになり、関心の高さが伺えました。




