令和5年6月8日(木)、名鉄学園杜若高等学校、進路支援事業「食のプログラム」を実施しました。食の分野に興味のある1年生7名を対象に、「食に関する職業について」をテーマに原田隆教授・食物栄養学科長が対面で実施しました。
前半は調理師・栄養士・管理栄養士の資格の概要(法律に基づく定義)や、資格の取得方法、主な就職先について説明を行いました。病院の現場は、調理師、栄養士、管理栄養士が、それぞれどのような業務を担っているのか、また調理師養成施設と栄養士養成施設での教育内容の違いについて講義を行いました。
後半は製菓衛生師について、資格の概要、資格取得方法、主な活躍の場、仕事内容に関する説明を行いました。製菓衛生師の活躍できる場所には、洋菓子店(パティシエ)、パン屋(ブーランジェ)、和菓子店(和菓子職人)、ホテルなどがあり、活躍の場による仕事内容の違いや特徴、どんな人が製菓・製パンの仕事に向いているか、今から準備できることなどについての話があり、高校生にとって、わかりやすい具体的な講義内容でした。
また最後に本学食物栄養学科の特徴やオープンキャンパスへの参加依頼、さらには質疑応答など行いました。
受講した高校生からは、「それぞれの職種の仕事内容の違いが詳しく分かった」、「食べることも料理も好きなので、将来、バランスの良い料理が作れるよう、知識を広げたい」、「自分が作った料理やお菓子で人を笑顔にしたいという強い気持ちを持った」という感想が挙げられました。
今回の出前授業の内容は、参加した高校生の今後の進路選択に役立つ内容であり、有意義な時間であったと思われます。

