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お知らせ

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愛知県主催食生活改善推進員指導者養成研修会にてサバメシの講師を務めました

令和5年2月、「食を中心とした災害への備え」をテーマに愛知県主催食生活改善推進員指導者養成研修会が、8日清洲保健センター、21日レディヤンかすがい、24日岡崎げんき館、27日阿久比町中央公民館にて開催され、本学食物栄養学科教授日比野久美子先生が災害食サバメシ(サバイバルメシ)について講師を務めました。実体験とともに話される災害について、サバメシについて食の備えのポイント、水と熱源について、そしてポリ袋調理について講演され、その後調理実習が始まりました。

 各会場約20名が出席され、数名で1グループとなり、作り方のポイントを確認しながら、毎日の食卓で使用できて栄養もとれる材料を使用したドライカレーやコーンクリームスープ、ポテト茶巾の3品を作りました。

参加者の方はそれぞれ味付けを工夫され、特にポテト茶巾ではナッツやドライフルーツ、特に粒あんは大好評で、最後に甘酒などを入れ、味の変化も楽しんでいました。試食した際は「普通に美味しい」との驚きの声が上がっていました。

 サバメシ講座では、受講生にポリ袋調理でもカレーフレークやカップスープやふりかけなど食べなれているものを使い工夫をすることで、おいしくしかも栄養を満たす食事ができることなどを体験していただいております。

 災害時の食について、普段から意識と知識を持ち、フェーズフリーの考えのもと、ローリングストック法などを実践していると、いざという時にお役に立つのではないでしょうか。

本学では、災害時の食について、サバメシのレシピ動画サバメシのリーフレットを制作しました。ホームページに掲載しておりますので、一度是非閲覧してみてください。

サバメシとは

「サバメシ(=サバイバルメシ)」とは大きな災害が発生して、ライフラインが途絶えたときに家庭にある食材を活用して生き抜いていく(サバイブ=survive)ための食事です。被災時こそ、おいしくバランスのとれた食事が生きる力を支えてくれます。材料となる食材を毎日の食卓に利用することで、献立のレパートリーや栄養バランスが高まり、災害対策だけでなく、健康づくりにも役立ちます!
『災害時でも美味しい食事がしたい』、『時短料理をしたい』をサバメシが実現させます。

サバメシ 【研究・社会連携】