令和３年３月２３日（火）に一宮市教育委員会主催赤ちゃんセミナーが開催され短大部上田洋子准教授が「食べられないを食べられるへ！」と題して講演しました。
新型コロナウイルス感染症防止のためマスク着用や講座途中の換気、参加者数の制限などの対策は勿論のこと、講師の体温チェックまで行うという徹底ぶりで参加者も講師も安心できる形式でした。

講座では食物アレルギーは消化管が未発達な0～1歳児に多く、また血液検査によりアレルギーの反応を示す数値が出ていても症状が表に現れない場合もある事や、食物アレルギーには15分～30分程度で発症する即時型と6時間以上経過して発症する遅延型の2つのタイプがあり、それぞれ症状が違うなどデータやグラフを用いながら丁寧に説明を行いました。
また参加者に質問用紙を配布し、今回の講座において聞いてみたい事や疑問に思っている事を人前では質問しづらい方も見えるのでその用紙に書き出してもらい、講座内でその質問に回答するようにしました。

この講座は昨年9月にも同様のこどもの食物アレルギーに特化した内容で開催されましたがその際も参加者の関心は高く、今回も参加者の疑問や悩みの解決に繋がる内容であり、有意義な時間であったと思われます。