完成図 難しさ:
文字が炎で燃えている様な効果を出していきます。
フィルタをいくつも重ね、効果を表現していきます。
工程が多いため難しく感じられる方もいらっしゃると思います。
がんばって作ってみましょう。
1.新規画像を幅:200pixel、高さ:100pixel、解像度72pixel/inchで作成します。
ツールボックスで「描画色:黒」にしてバケツツールで背景を塗りつぶします。
2.チャンネルパレットの[新規チャンネルボタン]をクリックします。
新たにできた「アルファチャンネル1」がアクティブ(文字が反転している)にしておきます。
3.「アルファチャンネル1」に「描画色:白」にして、文字ツールで文字を入力します。
効果を上に出しますので、若干下付きに配置します。
ココでは「GH創英角ポップ体」を「56point」を使用しています。
4.レイヤーパレットに戻り、[レイヤー]→[新規]→[レイヤー]を選択し、「レイヤー1」を作成します。
真っ黒い画面に選択範囲を示す文字型の点線が点滅しているはずです。
5.「レイヤー1」がアクティブになっていることを確認し、「塗りつぶしツール」を選択、「描画色:白」にし
選択範囲を塗りつぶし、選択範囲を解除します。
6.[イメージ]→[画像の回転]→[90°(時計回り)]を選択し、画像を縦に立てます。
7.ココからはフィルタをいくつも重ねていきます。
[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)...]を選択し、「半径:2pixels」で実行します。
[フィルタ]→[表現手法]→[拡散...]を選択、「モード:標準」で実行します。
[フィルタ]→[表現手法]→[風...]を選択、「種類:標準」、「方向:左から」で実行します。
[フィルタ]→[変形]→[波紋...]を選択、「大きさ:130%」、「振幅数:中」で実行します。
ここまでで、炎の形ができあがります。揺れが少なく感じた場合は、「波紋...」フィルタを中心に数値を
工夫してみるといいと思います。
8.[イメージ]→[画像の回転]→[90°(反時計回り)]を実行し画像の向きを元に戻します。
9.[レイヤー]→[新規]→[レイヤー]、「描画モード:オーバーレイ」を選択し、「レイヤー2」を作成します。
このとき「レイヤー2」がアクティブになっているか確認してください。
10.「描画色:赤」、「背景色:黄色」を選びグラデーションツールを選択します。
「グラデーション:描画色から背景色へ」、「描画モード:通常」、「ツール:線形グラデーションツール」
を選択し、上から下へのグラデーションを作ります。
ココではポピュラーな赤から黄色へのグラデーションを作りましたが、全体的にブルー系にし「青い炎」
も良いと思います。
11.[レイヤー]→[新規]→[レイヤー]、「描画モード:ソフトライト」を選択し、「レイヤー3」を作成します。
「レイヤー3」がアクティブになっていることを確認してください。
12.[選択範囲]→[選択範囲を読み込む]、「チャンネル:アルファチャンネル1」を選択し、OKをクリックしま
す。最初に入力した文字の形に点線が点滅します。
13.バケツツールを選択、「描画色:白」で塗りつぶします。
[選択範囲]→[選択範囲を解除]したら完成です。