作ってみよう

 Chapter 4−4 凍っている文字








完成図 難しさ:

文字が凍っている様な効果を出していきます。
フィルタを何枚も重ね、工程が多いため、いくつかの注意点がありますので、そのつど確認しながら作成してください。







           1.新規画像を幅:200pixel、高さ:100pixel、解像度:72pixel/inchで作成します。
                     
           2.ツールボックスで「描画色:黒」に設定し、バケツツールで背景を塗りつぶします。
                       
           3.「描画色:白」に設定し、文字ツールで文字を入力します。
                      
             ココでは「GH創英角ポップ体」、「60point」を使用しています。
              
             あとで下に垂れ下がりがでるので、若干上付きに配置します。
             また、あまり細い字体にはこの効果は向きませんので注意してください。
           4.[レイヤー]→[下のレイヤーと結合]を選択し、文字レイヤーを背景に結合します。
             この操作で文字レイヤーはなくなります。
           5.[フィルタ]→[ぼかし]→[ぼかし(ガウス)...]を選択し「半径:2pixel」で実行ます。
               
           6.[フィルタ]→[表現手法]→[拡散...]を選択し「描画モード:標準」で実行します。
               
           7.[フィルタ]→[ピクセレート]→[水晶...]を選択し「セルの大きさ:4」で実行します。
               
             セルのサイズをあまり大きくすると、文字が崩れてしまうので注意してください。
           8.[イメージ]→[画像の回転]→[90°(反時計回り)]で画像を横倒しにします。
                       
           9.[フィルタ]→[表現手法]→[風...]を選択し「種類:標準」、「方向:左から」で実行します。
                 
             解像度が高い場合はこの作業を何度か繰り返してください。
          10.[イメージ」→[画像回転]→[90°(時計回り)]を選択し、画像を元の状態に戻します。
                   
          11.[イメージ]→[色調補正]→[色彩・彩度...]を選択します。
             ダイアログボックス右下の「色彩の統一」にチェックを入れ、「色相:180」、「彩度:30」に設定する
             と、冷たい感じの色合になります。
               
             画像がぼやけすぎていると感じたときは、[フィルタ]→[シャープ]→[アンシャープ]を標準設定のまま
             実行すると良いでしょう。
             これで完成です。
         補足.さらに輝いているようなイメージを付け加えたい場合は、カスタムブラシを使います。
             ブラシパレットのメニューから[ブラシファイルの読み込み...]を選択し、「カスタムブラシ」を選択しま
             す。ブラシパレットにいくつかの模様が追加されたと思います。
             ココで「星のきらめき(小)」を選択し、画像の適当な部分をクリックして星を追加します。
                   
             これで、光が反射して輝いているようなイメージが完成します。