3ds maxの基本的な標準オブジェクトを用いて、部屋の内装と家具を作成します。
既存のオブジェクト(ブロック、円柱、球)等を用いて作品を作成するので、
3ds maxの操作方法の取得やはじめて3ds maxを使用する人にお勧めです。
はじめに、机の大きさや脚を配置するときの目安になる「ボックスオブジェクト(1)」を作成します。
・作成したボックスが、モデリングしたときに邪魔にならないように、「Alt+Xキー」で半透明化させます。
机の天板になる「ボックスオブジェクト(2)」を作成します。
・ボックスの大きさは、先ほど作成したボックスオブジェクト(1)にそろえます。
・位置は目安のボックスの最上面に来るように「移動ツール」を使い移動させます。
「ボックスオブジェクト(1)」をコピーし、「修正ツール」内のパラメータを変更し
机の補強部分になるボックスを作成します。
テーブルの脚になる、「円柱オブジェクト(1)」を作成します。
・位置は、「ボックスオブジェクト(1)」の角に合わせ配置します。
※「円柱オブジェクト」が「ボックスオブジェクト(2)」からはみ出さないように配置します。
テーブルの脚の下に付くアジャスターを先ほど作った「円柱オブジェクト(1)」をコピーして作成します。
天板の補強部分と同じ手順で脚をコピーし、「修正ツール」内のパラメータを変更し
脚の下に移動させます。
残り3本の脚を、先ほど作った「円柱オブジェクト(1)」とアジャスターをコピーして作成します。
・「円柱オブジェクト(1)」とアジャスターを選択している状態で「移動ツール+shiftキー」でコピーします。
※コピーをする時に、コピーのオブジェクトの部分を「コピーではなく、インスタンス」に選択して
コピーをすると、サイズなどを変更したときにコピーされたオブジェクトも同様の編集が
適応されるので修正の手間が省けます。
残りの2つも同様の手順で「ボックスオブジェクト(1)」の角に配置します。
最後に、机のオブジェクトを全て選択している状態でツールバー内の「名前付き選択」に名前を付けて完成です。
・「名前付き選択」登録しておくと、複数のオブジェクトを選択するときやコピーするときに便利になります。
はじめに、机と同様に椅子の大きさや脚を配置するときの目安になる「ボックスオブジェクト(1)」を作成します。
先ほど作成した、机オブジェクトをコピーします。
・コピーした机の天板と3本の脚は不要なので消去します。
・残った補強部分は椅子の座面部、脚はそのまま脚として利用します。
補強部分を先ほど作成した「ボックスオブジェクト(1)」に合わせて修正します。
脚とアジャスターも、椅子の大きさに合わせて修正し、「ボックスオブジェクト(1)」の角に配置します。
・残りの脚も机と同じ手順で「インスタンスコピー」し四隅に配置します。
椅子の後ろ脚は角度がついた形にしたいので「スキュー」機能を使い、脚を傾けます。
背もたれも角度のついた形にしたいので、「スキュー」機能が適応されていない前の脚を
コピーして後ろの脚とつながる所に移動させ、「回転」ツールを使って背もたれの支柱を傾けます。
背あて用のボックスを作成し先ほど作成した背もたれの支柱に合わせ「回転」ツールを使い角度を付けます
背あてにふくらみが付くように「ベンド」機能を使い湾曲させます。
湾曲させた背あてをコピーして間隔をあけて配置します。
座面のクッション部分を「拡張プリミティブ」内の「面取りボックス」を使い作成します。
・クッション部分は柔らかな感じにするために、セグメントの数を多めに設定します。
先ほど作成した「面取りボックス」に「スクイーズ」機能を使いふくらみを付けます。
・「メッシュスムーズ」機能を使うことによってよりクッション部分が滑らかになります。
まず「平面」オブジェクトを使い床を作成します。
次に「拡張プリミティブ」内の「L-Ext」を使い壁を作成します。
更に、先ほど作成した壁をコピーし数値を編集して壁の幅木を作成します。
「平面」オブジェクトを使いカーペットを作成します。
・「平面」オブジェクトを作成後、それをコピーし「拡大・縮小」機能を使い若干縮小し、
重ならない程度に若干上に移動させます。
「ボックス」オブジェクトを重ね合わせて棚を作成します。
扉の部分も複数の「ボックス」を配置して作成します。
扉の部分にガラス窓になる一回り小さい「ボックス」を作成しそれぞれ配置します。
まず、本体とケーブルを「円柱」オブジェクトを使い作成します。
「球」オブジェクトを使い電球を作成します。
かさ部分は「チューブ」オブジェクトに「テーパ」機能を適応して編集します。