■履修について:
・データベース演習 水曜3限目 履修定員 実習室のパソコンの台数まで。履修希望者があふれた場合は抽選を行い、金曜2時限目に移動可能なら、移動する。
・水曜、金曜ちらのデータベース演習とも同じ担当者で同じ内容で行う。
■出席のとり方について:
・授業用ホームページに掲載の出席登録用のページへ、演習開始時に各自で自ら必要な事項を入力して行う。
■教科書について:
・教科書は特に指定しないが、参考書を各自で準備すること。
参考書1: データベースの技術書、特に”SQL”について詳細なもの
※SQLは、この演習で扱うデータベース言語
Structured Query Language(構造化問い合わせ言語)の略
参考書2: Accessの解説書、Accessの基本操作が解説されたもの
※Accessは、この演習で使用するデータベースソフト
演習ではSQLの全機能のうち重要な部分についてのみ扱い、一部解説しない部分がある。
また、授業中の課題としてSQLの演習問題をホームページ上に用意するが、SQLの習得のためには、数多くの演習問題をこなすことが効果的であるので、是非自分に合った参考書を見つけておくこと。
この講義の内容は「SQLプログラミング入門 R.K.スティーブンス著 SOFTBANK出版」を元に構成されている。 3,000円と、やや高めではあるが良書であるので購入を検討していただきたい。
■授業の進め方:
・演習中に、Access、SQLの解説を行い、演習課題を提示する。 演習の残り時間は、質問および課題作成の時間とする。
・演習時間中に課題が完成しない場合は、自動的に宿題とする。
※どのような課題が出るかは、昨年度のデータベース演習のページを参考にしていただきたい
※※ 諸君がこれまでに学習したC言語やBasicなどの手続き型のプログラミング言語と異なり、
変数・配列・制御構造(繰り返し処理・条件文)などを一切使用せずにたいていの
目的(データの検索・表の再構成)をこなすことが出来る。
例題) 以下の様な表LSTが有るとき、30歳以上の男性について、その人の年齢と名前を年齢、名前の順で、年齢順並べ替えて表示するSQLを作成し、実行結果を示せ。 TABLE LST
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SQLの例 |
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実行結果
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■評価方法:
・受講態度(出席、演習問題への取り組み方、課題の提出状況)
・最終課題の「Accessによるデータベース製作」の評価
以上を元に、評価を決める。 特に、最終課題のデータベースシステムの完成度に重点を置いて評価する。
最終課題で作成するデータベースのテーマは受講者自身で決める。
過去の例)
国産車オールアルバム
冷蔵庫食品管理
近鉄特急データベース
My履修登録管理
My書籍管理
プラモデルデータベース
ゲームキャラクターデータベース
野球選手データベース
部活メンバー管理
CD管理
映画データベース
飲食店販売管理
■資格試験関連:
SQLは、初級システムアドミニストレータや基本情報処理などの情報技術系資格試験の出題項目です。