第2回:サンプルのデータベースの利用
ここではデータベースのサンプルとしてAccess に付属しているものを使用し、
会社の業務でのデータベースの利用方法について大まかに把握
することにします。
通常、MS-Access はスタートメニュから以下のようにして起動します。

しかし、この演習ではまずこのページからサンプルのデータベースをダウンロードし
パソコンに読み込んだデータベースから直接Accessを起動してみましょう。
手順
- まずAccessのデータベースファイル 「Northwind.mdb」を
「レポートフォルダ」→「第2フォルダ」→「データベース演習(小橋)」
から、
各自の「ユーザホームディレクトリ」に「コピー」して、保存します。
- デスクトップの"Northwind"のファイルのアイコンをダプルクリックすると
MS-Access が起動し、サンプルデータベースが使用可能な状態になります。
- ダウンロード
操作演習
- 各テーブルの内容を表示して確認する。
「テーブル」タブをクリックし、各テーブル名をダブルクリック
- 社員テーブルを開き、レコード(データ)を1件追加する。
社員コードは、「401」、その他のデータは他のデータを参考に、適当に、入力してみよ。
日付の入力書式指定(年/月/日)/必須データ項目(氏名など)に注意する。
特に、社員IDには他の社員と重複しないものを選ぶこと。
テーブルのウィンドウを閉じるとデータが記録されます。
(ヒント)
レコードを選択して右クリック、または、「編集」メニューからも、レコードの追加・削除が可能です。
試しに、適当な社員のレコードを削除してみること。
- 各クエリーの項目とテーブルの内容との対応関係を確認する。
複数のテーブルのフィールドを組み合わせたクエリーの存在や、クエリーによるデータの並べ変え、選択機能について確認する。
(ヒント)
・クエリーを表示するには、「クエリー」タブをクリックする。
・「ツール」→「リレーションシップ」 で、各テーブルの関係図(リレーションシップ)を表示できるので、利用すると良い。
・クエリー"生産されている商品"と商品テーブルの関係を確認する
・テーブル「商品」とクエリー「五十音順商品リスト」、「カタログ」を比較する。
・データ抽出の例としては、「高額商品トップ10」を確認
・テーブルを組み合わせた例としては、「受注クエリー」
など
- 各フォームの表示内容を確認する。
フォームは、テーブルにレコードを入力する為やデータ確認のGUI画面として機能(設計)されています。
- 社員(改ページ)フォームを利用して、先程テーブルに有力した社員番号401を確認する。
フォームの項目で、足りないものがあれば、ここで追加しておくこと。
また、データの訂正を行ってみること
「個人情報」ボタンを押して、個人情報のデータを適当に記録してみること
(顔写真のデータは、画像の部分をダブルクリックで持ってきて編集できます)
顔写真のデータを、カット&ペーストで、他の社員のデータから、コピーしてくることも出来ます。
フォームウィンドウを閉じるとデータが記録されます。
他にも、
- 新しい商品を登録してみる。
- 受注伝票を作成してみる。
にも、チャレンジしてみて下さい。
- 各レポートを表示してみる
「レポート」は、データの印刷用のフォームです。
操作が終わったら、データベースを閉じて下さい。
上記の操作練習を行って、データが追加されたデータベースファイルを、レポートフォルダに提出して下さい。
ファイル名は、
「Northwind#1199学籍番号」(全て半角文字)
とします。