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健康栄養学科ブログ

後藤准教授が一宮保健所で「野菜摂取と適塩」の講演をしました

RSS 2020年11月16日

2020年11月11(水)に愛知県一宮保健所の令和2年度食生活改善支援事業研修会が開かれ、後藤千穂准教授が「野菜摂取と適塩 ~いつのまにか健康になる食事~」の講演を行いました。
参加者は管理栄養士・栄養士や給食施設関係者の皆さん合計36名で、日ごろから食生活支援を行われていることから、とても熱心に受講されていました。

講演は、食生活への実践として、全国的にみても野菜摂取量の低い愛知県において、野菜摂取量増加への働きかけが必要であることが説明されました。ただし、野菜摂取量が増えると食塩摂取量も増える傾向にあるため、その点について注意が必要です。また、食塩と高血圧や各種疾病との関連について科学的根拠を示しながら説明がありました。
また一宮保健所管内は高血圧が多い傾向にある地域であることから、高血圧対策として減塩の推奨が必要です。野菜に含まれるカリウムは、食塩(ナトリウム)の排泄に働きますが、食塩をどれだけとっても野菜さえ食べていればよいというわけではなく、カリウムが血圧を下げる働きは、食塩摂取量が低い時に効果があることから、やはり前提としては減塩が大切であることが説明されました。また家庭単位の食塩摂取量と循環器系疾患の死亡リスクに関連がある事が示され、家庭で活用できる減塩の普及が必要であることも話されました。以上の話を科学的根拠のデータを示しながら解説されたため、参加者の皆さんは、熱心にメモをとっていらっしゃいました。

従来型の積極的な食育(食を選択する力を身につけ、実践につなげる)も重要ですが、気づかれない食育(意識しなくても健康的な食生活になるような仕掛けづくり)や環境整備も必要で、ここではナッジ理論が有効なことが話されました。
ナッジとは「肘でそっとつつく」という意味で、人々が行動を選択するときのくせを理解して、強制することなく、人々の行動を望ましい行動に誘導するアプローチのことです。人は1日に何度も何を食べるか決断していることから、このナッジの考え方は健康的な選択を促す環境づくりに役立ちます。ナッジの構成要素としてEAST(Easy, Attractive, Social, Timely)について、具体例を示して解説しました。

参加者の方からの質問もあり、有意義な研修会となりました。

野菜摂取と減塩_研修会.PNG

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