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情報メディア学科ブログ

令和元年度卒業生の皆さんへ(情報メディア学部長)

RSS 2020年03月15日

情報メディア学部 令和元年度卒業生の皆さんへ

令和2年3月15日

名古屋文理大学 情報メディア学部長 長谷川聡

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

本来ならば、ひとりひとりに学位記を手渡し、卒業を祝い、社会に出て行く皆さんの晴れやかな姿を見送るところなのですが、今年は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、集まることを控えることとなりました。一堂に会することはできませんが、皆さんが入学されてからこれまでに授業や様々な行事で活躍してきた姿が鮮明に浮かんできます。

さて、先日3月11日に、発生から9年を向かえた東日本大震災を振り返って、東北地方などでは当時、卒業式の実施はおろか、多くの方が家や家族を失い卒業を控えた人たちにも大きな人的被害があったことに思いをめぐらせて黙祷をささげました。9年前の震災当日、私は学生たちの学会発表を筑波大学で行っていて、大きな揺れと停電のため学会のシンポジウムが途中で中止となった後、交通麻痺で筑波から出られず、皆で一晩を避難所で過ごしたことを思い出しました。震災では、「想定外」のことが起こり大きな被害を出した上、今もなお避難生活を送る人が居られるなど、現在に至るまでの日本に大きな傷跡と教訓を残しました。

今年も、この卒業の時期に、想定外とも言える新型ウィルスの感染拡大に直面しています。皆さんが、4月からの社会での活躍に思いを新たにする機会であり、4年間を過ごした大学や学友たちと共有できる学生最後の時間となるはずだった学位記授与式が、このような状況で実施できなかったことは、大変心残りです。しかし、同時に、こうした困難に直面したときこそ、この困難を乗り切り克服していくために、社会的影響を理解した上での個人個人の結束した対応、科学的な知識と勇気ある決断、そして情報メディア技術などを活用した様々な取り組みが、力を発揮するのではないでしょうか。

前述の学会には、今年も学生たちと参加したのですが、今年は、学会シンポジウム自体が急遽オンラインでの開催となりました。こうした対応は、インターネットを介した情報メディア技術がウィルス拡散防止対策に利用された実例となりました。

皆さんも、今回、学位記授与式も実施ができなかった、この困難な状況を記憶に刻み、今後も皆さんの人生に何度も訪れるであろう「想定外」の困難に、大学で学んだ、社会と個人のつながりや、科学的なものの見方、情報メディアの知識や技術を最大限に活かして、勇気と知恵を持って立ち向かってほしいと思います。

最後に、皆さんの今後の活躍に期待し、人生の新たなステージに立つ皆さんに幸多かれと祈念します。皆さんの母校であるこの名古屋文理大学は、学生と教員の距離が近く、小規模だけれど特徴ある大学で、卒業生が社会で様々に活躍してくれていることが誇りです。卒業しても、ぜひ気軽に遊びに来てください。また皆さんに、近々、お会いできる日を楽しみにしています。


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