情報メディア学科では、高校教諭1種「情報」科目の教員免許が取得できます。
今回、この時期に4年生4人が、それぞれ実習先の高校で「情報」教諭の教育実習に励んで来ました。
そして、今日はそんな彼らの教育実習の成果報告会が行われました。
教授や学生たちを前に、スライドを用いながら、
それぞれの教育実習先である高校の特色や、研究授業の概要などが語られました。
さすが、教壇に立ったことだけのことはあり、皆さん、聞き取りやすい声で、落ち着いて話をしていました。
教育実習での研究授業を振り返り、彼らはこのように語ります。
「飽きさせない授業にするために"対話"を重視するのか、内容を深く伝えるために"説明"を重視するのか、最後まで授業スタイルで悩みました。」
「教師は、勉学を教えるだけでなく、沢山の生徒から学ぶこともある。お互い学びながら成長できる面白い職業だと思います」
「情報という科目は教える内容が日々新しく更新される鮮度が大事な授業です。
研究授業の直前まで、いろいろ調べ、アンテナを張り、最新の話題を授業に取り入れるようにしていました。」
など、多くの感想や反省点が述べられ、
いかに彼らが実習期間中、より良い授業づくりを目指すために試行錯誤していたかがわかりました。
また、
「生徒がどこで頷くのかまで想像しなさい。と、担当教諭の先生から、授業のシミュレーションの大切さを教わりました」
「授業開始の挨拶の仕方から、担当教諭の先生が丁寧にご指導くださいました」
など、実習先高校の先生方から、多くの生きたアドバイスをいただき、それが授業作りの糧になっていたと話します。
今回、教育実習という体験を終えた学生らは、皆さん、とても清々しく誇らしい顔をしていました。
是非、「授業を思った通りに運ぶ難しさ」、「教壇に立って物事を教える楽しさ」を、
来年、教育実習を控える3年生にも伝えてあげてください。
改めて、教育実習、お疲れ様でした!