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お知らせ

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名古屋市教育委員会主催「名古屋土曜学習プログラム」を実施しました

 「名古屋土曜学習プログラム」とは、子どもたちの豊かな土曜日を実現するため、地域、保護者、外部人材、民間事業者等の協力を得て、伝統芸能や科学実験など、体験を重視した学習を実施する名古屋市教育委員会主催の学習プログラムです。

 本学は今年も、この「名古屋土曜学習プログラム」に、食物栄養学科栄養士専攻の学生3名が、内田あや先生(食物栄養学科助教)の指導のもと参加しました。プログラムは、令和5年11月25日(土)に、名古屋市立なごや小学校の参加児童22名に対して実施しました。食について楽しみながら学んでもらうことを目指し、「食品群まとあてゲーム」と、お米の「精米体験」を行いました。

 「食品群まとあてゲーム」では、まず、学生が児童に3色食品群のポスターを見せながら、3色食品群について話をしました。その後、児童は3チームに分かれ、ゲーム用の「まと」に食品の絵を描き上げました。その「まと」を使いチーム対抗で、まとあてゲームを行い、倒した「まと」の数で点数を競いました。結果は2チームが同率1位となりました。

 お米の「精米体験」では、まず、学生がお米に関する説明とクイズを行い、児童のお米への関心を高め、知識を深めました。その後、再び3チームに分かれ、学生が野球ボール、ザル、小瓶、割り箸を使い、もみつきの稲穂からもみを取り、玄米から白米になるまでの作業をデモンストレーションしました。児童は1人一個玄米の入った小瓶と割り箸をもらい、精米を行いました。皆熱心にとても楽しそうに取り組んでいました。

 最後に、学生が、お米について話し、まとめを行って、今回の活動は終了となりました。終了後、多くの児童は、白米になるまで続きは家で行うと玄米の入った小瓶を持ち帰っていました。

 学生にとっては、児童とふれあう体験学習となったとともに、「いきいきサポーター(子どもの体験活動を支援するボランティアに興味のある学生や教職を目指す大学生または大学院生)」とも交流したことで刺激を受けたようでした。

 今回の学習プログラムを通して、参加してくれた児童の皆さんの食への理解が深まれば幸いです。