ちょっとした心理学!!
まず、もしこれを見ている人の中で、好きな人と親密な関係を発達させることを望む人がいるのなら、かなりいい心理学の実験があるので、機会があれば、ためしてみるといいでしょう。
それは、「ガーゲンらの完全暗室のなかでの行動観察」というものです。
これは、真っ暗のなかの男女がどのように行動を起こすかという実験である。
ただし、これには条件がいります。まず、暗闇に二人でいること、それに相手は自分のことを知らないこと、それと暗室に入るときは必ず一人ずつ別々の時間に
入るようにすることです。大体この暗室の中には一時間ぐらい入ってってもらうということと中に複数の人がいるということと部屋の中にいる人とは今後絶対に
会うことはないということを先に伝えなければなりません。それと、部屋に入る前に靴やポケットの中身に荷物を置いていってもらってから入ってもらうように
してください。こうすることによって中での会話は最初の30分ぐらいしか続かなくなりそれ以降は話はなくなります。その代わりに、身体的活動は行われるよ
うになってきます。たとえば、意図的に触れ合って、抱きしめあったりという行動が現れます。そのときに性的興奮を感じるという人が多いのです。このことか
ら、人は完全な匿名が保証され、社会的な制約から自由になると、人は非常に速やかに親和行動を行い、身体的に親密な関係を発達させることがわかるので、ぜ
ひ機会があれば、試してみてはどうでしょう。
といっても、これは、実行に移すのはかなり難しいですねぇ・・・。
ならもうひとつお教えしましょう。
実験名は「ダットンとアロンの心理・認知説の吊り橋実験」
これは、人が感じる情緒は生理的興奮と状況的判断、つまり、生理と認知の2要因によって決まるという情緒の生理・認知説の考えを元にしたダットンとアロンの研究で、偶然の生理的興奮によって、ある人に恋心を感じてしまうことがある!!ということを実証した実験です。
簡単に説明をします。
もし、あなたに好きな人がいて相手に自分を一目惚れさせたいと思っているときには、かなり有効です。
それは、相手に一種の生理的興奮を与えているときにあなたがその人の前にいればいいだけです。
この実験では、揺れる橋の真ん中あたりで話す!といった生理的興奮を与えていました。
この生理的興奮は、恐怖とかに似た感情を与えると効果的だと思います。
そして、その生理的興奮状態の相手の前にいって、告白をすると、人間の心理は意外に単純でその興奮状態の相手は、「こんなに生理的興奮を感じるのだから、自分は一目惚れをしている、その人が好きに違いない」と思うわけです。
ちなみに、この実験で行った、つり橋が揺れるという生理的興奮と一目惚れの時の生理的興奮には大差ないそうです。
だから相手もそう勘違いするわけです。
そして、その結果、相手にその状態での告白したときの成功率はかなり期待できると言えます。
これなら、誰でも手軽にできるので、是非試してみてください。
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